お知らせ
パネル発表“ウィズ・コロナ時代に寺院はどう向き合うか”オンライン配信について
【資料】00.パネルディスカッション進行用スライド 01.東海林良昌「概要説明」(ウィズコロナ時代に寺院はどう向き合うのか) 02.髙瀨顕功「新型コロナウイルスがもたらした影響―寺院向けWeb調査よりー」 03.大河内大博「持続可能な法務の提案 ―月参り・法事・葬儀の本質と変質」 04.森田康友「公衆衛生を踏まえた儀式執行のあり方を考える」05.戸松義晴「コロナ禍における全日本仏教会・日本宗教連盟の取り組みと課題」 06.大谷栄一「コメント」 07.今岡達雄「コロナウイルスによる寺院収入への影響」
パネル発表“ウィズ・コロナ時代に寺院はどう向き合うか”オンライン配信について
(令和2年度浄土宗総合学術大会中止に伴う別途企画)
浄土宗では、学術の振興に寄与するため、本宗教師の教学・教化に関する研究成果の発表や、講演、シンポジウム等による知見の提供など総合的なカンファレンスとして、「浄土宗総合学術大会」を、年一回開催しております。
本年度の浄土宗総合学術大会につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、中止とすることになりました。他の多くの行事を断念する中、不要不急にあたるのではないかとの意見もいただきながら、私どもは教化を止めてはならない、宗内教師一年間の学術研鑽の成果を分かち合う、その機会を、可能な限り守りたいと、ぎりぎりまで開催の方策を模索しておりました。さりながら、感染状況は悪化の一途で、社会の一員として参集を促すことは控えざるを得ないとして、やむなくの中止を決しました。
しかし、現時点で出来得る限りの研鑽の機会を提供したいと考え、コロナ禍での新しい講習の嚆矢として、ニーズの高いテーマ“ウィズ・コロナ時代に寺院はどう向き合うか”を掲げるパネルディスカッションを、オンライン配信・録画し、浄土宗寺院に限ってのウェブ公開を試みることといたしました。
このたびの感染症により、世界中がかつてない行動制限を強いられ、身近な人との接触さえも控えるのが「新しい生活様式」となりました。その一方で、オンラインの普及により、時空を超えて映像と対話を共有することができます。実体験を重視する私どもの研修・研鑽システムでも、これを取り入れることで、「新しい生活様式」を逆手に、これまで距離やその他の難により受講できなかった方々へ届ける、その試金石といたします。
- 9月11日13時-15時(予定)にZoom等オンラインでのパネル発表を行います。
- 録画の公開は一定期間とします(期間未定)。
なお、今回発表予定であった個人研究は、『佛教論叢』にまとめ刊行し、研究発表実績として承認いたします。
※上記はあくまで企画段階であり、諸事情により大幅に予定を変更することがあります。
◎講義の資料は9/8以降に当サイトにアップいたします。
パネル発表“ウィズ・コロナ時代に寺院はどう向き合うか”オンライン配信
【開催日時】
令和2年9月11日(金) 午後1時から3時 Zoom配信予定
※聴講希望の場合、Eメール:kyogaku@jodo.or.jpへお申込みください。
【概要】
新型コロナウイルスの世界的な大流行は、世界中の人々の健康と諸活動に大きな影響を与え続けている。国内外の宗教団体では、葬儀、施設閉鎖、諸行事の中止と共に、オンライン法要や実践指導が行われた。現在はいわゆる新しい生活様式の中で、各人が注意深く生活を送っている。この問題を浄土宗のみならず宗教界全体の問題としてとらえ、ウィズ・コロナ時代に仏教寺院がどう向き合うかを議論することにより、これからの展望を見出していきたい。
【登壇者】
「新型コロナウイルスがもたらした影響―寺院向けWeb調査よりー」
大正大学専任講師 高瀬 顕功
「持続可能な法務の提案 ―月参り・法事・葬儀の本質と変質」
佛教大学非常勤講師 大河内 大博
「公衆衛生を踏まえた儀式執行のあり方を考える」
佛教大学非常勤講師 森田 康友
「コロナ禍における全日本仏教会・日本宗教連盟の取り組みと課題」
浄土宗総合研究所主任研究員 戸松 義晴
コメンテーター 佛教大学教授 大谷 栄一
コーディネーター 浄土宗総合研究所副所長 今岡 達雄
概要説明・司会 浄土宗総合研究所研究員 東海林 良昌(※発表代表者)
【時間配分(120分)】
概要説明:5分 発表:15分×4名 コメント:15分
意見交換:35分 総括:5分
以 上