宗務行政
ご挨拶
宗祖法然上人浄土宗開宗の想いを受け継ぎ
この苦難の時代だからこそ 人々から必要とされる浄土宗に- 開宗850年事業の成果を活かし、檀信徒のみならず一般人への布教を推進いたします。
- 従来の海外、国内という開教使の枠組みに加え、WEB・SNSや今後増加が見込まれる仮想空間も開教のエリアととらえ、志高い布教師に活躍していただきます。
- 懸念される教師数減少への対策に取り組み、DEI(多様性の尊重、機会の平等、社会的包摂)など社会的な観点を尊重した教師養成課程を構築します。
- 兼務・無住職寺院の拡大に応じた対策を取るとともに、多くの担いを持っていただいている寺院のサポート体制を構築します。
- 「コンプライアンス遵守」を徹底し、社会から一層の信頼をいただけるよう努力いたします。これからも「浄土宗寺院・僧侶で良かった」と思っていただける宗を目指して。
浄土宗宗務総長、川中光敎でございます。
令和元年、宗議会より御選出をいただき、「宗祖法然上人浄土宗開宗の想いを受け継ぎこの苦難の時代だからこそ、人々から必要とされる浄土宗に」を指針として4年間宗務総長の大任を全うしてまいりました。
任期中には、新型コロナウイルスの世界的蔓延とそれに伴う生活スタイルの激変があり、またウクライナ戦争・イスラエルによるガザ侵攻といった国際問題、安倍首相の銃撃事件・闇バイトによる凶悪事件の多発といった国内問題が次々と発生し、浄土宗檀信徒のみならず多くの人々が不安を抱えて生活する時代へと変化してまいりました。法然上人が浄土宗を開宗された時代も末法といわれる混沌の時代。科学技術が進歩しても人心を取り巻く環境は変わっていません。開宗850年を迎える今だからこそ、宗祖法然上人を御心に深く立ち返り、仏教による念仏による済度を目指し、宗門挙げて取り組みたいと考えています。
そして浄土宗寺院を取り巻く環境は「檀信徒減少・後継者不足」の真っ只中にあります。この困難に立ち向かうために宗として先手を取った改革をしてまいります。何卒皆様方のお力を頂戴いたしたく存じます。
経歴
氏名 | 川 中 光 敎 (かわなか こうきょう) |
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生年月日 | 昭和25年5月2日 |
学歴 | 昭和48年 3月 昭和53年 3月 大正大学大学院浄土学修士課程修了 |
大正大学仏教学部佛教学科卒業
職歴 | 昭和49年 4月~昭和50年 3月 昭和53年 4月~昭和55年 3月 上宮高等学校講師 |
淑徳学園高等学校講師
住職歴 | 昭和63年 5月~ | 奈良教区 第八組 №212 奥院 住職
職歴 |
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その他役職歴 | 平成13年 5月~ 保護司 |
その他経歴 |
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