災害担当者からのお知らせ
令和6年能登半島地震の被害状況・救援活動について【3】
浄土宗の対応について、下記のような現状と今後の方向性で対応いたします。
なお、本情報は浄土宗ネットワークにて随時更新いたしますので、ご確認くださいますようお願いいたします。
○被害寺院数について
5月1日現在、浄土宗に被害状況の報告をいただいている寺院数は以下の通りです。
- 新潟教区 25カ寺(全 76カ寺)
- 富山教区 21カ寺(全 51カ寺)
- 長野教区 4カ寺(全233カ寺)
- 石川教区 34カ寺(全 40カ寺)
- 福井教区 5カ寺(全 84カ寺)
計 89カ寺(全484カ寺)
○救援物資について
一般向けの救援物資の募集は、被災地のニーズが刻一刻と変化しており、供給ができるタイミングや量などを踏まえ、現段階では物資の募集はいたしません。
被災寺院への支援物資については、石川教区救援本部とともにニーズの把握に努め、その都度、教区救援本部より支援しております。
現地の状況を踏まえ、必要に応じて物資の支援をお願いする際は、改めて連絡いたしますので、ご協力をお願いいたします。
○ボランティア活動について
(1)寺院支援を目的としたボランティア活動について
現在、本宗と教区におきまして、現地の状況を勘案しながら浄土宗青年会を中心に、瓦礫の撤去作業などを開始しております。自家用車の乗り入れが困難、あるいは駐車スペースがないなど、寺院の受け入れ態勢に制限があることから、一部団体に活動を制限いたしております。あしからずご了承ください。
(2)寺院支援に限定しないボランティア活動について
広く人道支援を目的としたボランティア活動は浄土宗として制限するものではありません。希望される場合は、石川県ホームページにて特設サイトが開設されておりますので、そちらをご参照ください。
令和6年(2024年)能登半島地震・石川県災害ボランティア情報
※期間設定で現地集合型のボランティアについて募集されております。
(3)ボランティア保険について
上記(1)(2)いずれについても本宗において、京都市社会福祉協議会を通じてボランティア保険に加入いたします。(年度単位)
もしくは、保険加入を証する書類を添付のうえ活動実施報告をご提出いただくことにより、本宗で加入する保険と同程度の料金を支弁いたします。
加入コースについては「天災コースAプラン」となります。(600円/人)
活動をお考えの方は、総務部災害担当までお問合せください。可能な限り団体でお申し込みください。
- 加入の申し込みから加入者証の発行まで時間を要しますので、活動を検討される場合は早めのお申込みをお願いいたします。
- 加入者証の送付もしくは料金支弁は、団体の代表者宛に一括して行います。
- 災害救援金の募集について
このたび被災された浄土宗寺院、並びに被災された多くの方々を支援するため、下記の要領にて災害救援金を募集しております。お念仏のみ教えを守るためにも、継続した支援が必要です。皆さまのあたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。
災害救援金募集要項
○募集種別
①義捐金:被災された寺院支援のために使用いたします。
②募 金:日本赤十字社を通じて被災された方々へお届けいたします。
- お送りいただく際には義捐金か募金かをご明記いただきますようお願いいたします。なお、両方お送りいただく場合には金額の内訳をご明記くださいますよう併せてお願いいたします。
- ご指定のない場合は、義捐金として取り扱いをさせていただきますのでご了承ください。
- 振込口座
- 記号番号:01010-5-69420
- 加入者名:浄土宗災害救援義捐金
- 受付期間:令和6年8月末日まで
- この期間以降にお寄せいただきました救援金につきましては上記①の義捐金として処理させていただきます。
なお、お寄せいただいた個人又は団体のお名前を後日『浄土宗宗報』に掲載されていただきます。
以 上