お知らせ
2025.04.18
「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」ユネスコ『世界の記憶』国際登録決定
歴史的文書の保存を目的とするユネスコ(国連教育科学文化機関)の「世界の記憶」国際登録に、日本から申請していた「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書(そうしょ)」(通称「増上寺三大蔵(さんだいぞう)」、浄土宗・大本山増上寺 共同申請)が、4月2日から開催中のユネスコ執行委員会において、17日に登録決定されましたので、お知らせいたします。
※増上寺三大蔵とは17 世紀初頭に徳川家康が日本全国から収集し、増上寺に寄進した、次の三部の木版印刷の大蔵経(総計、約 12,000 点)の総称。
①中国、南宋時代(12 世紀)に開版(版木が作成)された思渓版大蔵経 5,342 帖
②中国、元時代(13 世紀)に開版された普寧寺版大蔵経 5,228 帖
③朝鮮、高麗時代(13 世紀)に開版された高麗版大蔵経 1,357 冊
文部科学省 公式サイト>「世界の記憶」
https://www.mext.go.jp/unesco/006/1354664.htm
「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」のユネスコ「世界の記憶」登録決定について (文部科学省リリース)
https://www.mext.go.jp/unesco/006/1373633_00034.htm